生霊とは?
生霊とは、生きている人間が自分の魂の一部を切り取って執着する人に対して飛ばしたものを指します。
生霊を飛ばした人は自分の魂の一部が欠ける事になるので当然体が弱りますが、飛ばされた人は更にひどい苦しみを味わうことになります。
これから生霊について、どんな人が飛ばすのか、生霊を飛ばされるとどんな症状が出るのか、防ぐ方法はあるのかなどマニアックな内容をお伝えします。
生霊が飛ぶ条件
生霊が飛ぶ条件は簡単に言うと『執着すること』です。
執着の形には色々あります。
たとえば、相手のことを好きすぎてたまらないというのも執着になります。 また、相手のことが憎くてたまらない。これも執着です。
つまり、好きや嫌いという感情も行き過ぎると同じ『執着』という言葉で括る事が出来ます。
しかし『人のことを好きになる』『人のことを嫌になる』という事は誰にとっても日常茶飯事だと思います。
勿論、生霊はそんなに簡単に飛ぶ事はありません。 『執着』にあと2つの条件が必要になります。
継続して執着すること
普通に相手の事を好きだとか嫌いだとか思うぐらいでは生霊が飛ぶ事はありません。
好き嫌いという感情を強く強く持ち、その感情をずっと継続し続けることが生霊が飛ぶ条件になります。
これにはすごいエネルギーが必要です。
この強い感情というのは、『振られて悲しい』というくらいの感覚ではありません。 自分を振った相手を殺したいと思うぐらいの強さが必要になります。
普通の感覚では飛ばせないのがわかりましたか?
相手がどうなってもいいといいと思うこと
好きな人がいれば、自分の気持ちよりも相手の幸せを願う人が多いと思います。
しかし、生霊を飛ばす人と言うのは、自分のことを好きになってくれなければ、相手に不幸になって欲しいと願ったり、自分の願望を叶えるためなら相手がどうなってもいいと思うのです。
典型的なのはストーカーです。
生霊は、好きという感情を自己中心的に展開することができる人でないと飛ばすことは出来ません。
生霊を飛ばす人とは
自分の感情を満たすためなら相手がどうなってもいいと思う人が生霊を飛ばすことが出来る人になります。
誰もがこんな感情をもつことが出来るわけではありません。 つまり生霊を飛ばすには『素質』が必要だといえます。
鑑定をしていると、たまにお客様に恋人の生霊が憑いている場合があります。
「彼氏が私のことをそこまで思ってくれるのはうれしいから、生霊をとらないでください」
と言われるお客様がいます。
相手は、『お客様が苦しんでもいい』『お客様がどうなってもいいから自分の好きという感情を満たしたい』という思いで飛ばしているのですから、それはお客様に対する本当の意味での愛情ではありません。
たとえ見た目が優しく誠実そうな人であっても、実際は何を考えているのかわからないものです。 良い人の仮面をかぶった「生霊飛ばし人」がいるのも悲しい現実です。
生霊を飛ばすとどうなるのか
生霊を飛ばした人は、飛ばした相手のことをずっと考える事になります。 『心ここにあらず』という言葉がぴったりです。 そして、仕事や学校など、やるべきことが手につかなくなります。
魂の一部を切り取って飛ばすわけですから、いろんな意味で弱っていきます。 体力の低下、思考力が鈍る、集中力が下がるなど能力が低下して、仕事や学校に支障が出る方も多いです。
それに加えて上記の通り『心ここにあらず』という状態になると致命的です。
つまり生霊を飛ばして自分の欲求を満たそうとすると、その代償は非常に大きいものになります。
生霊に憑かれた時の症状
生霊に憑かれた時の症状は、他の場合と比べて症状が重い傾向にあります。
代表的な症状が「不眠」になります。 それに関連して
1 数時間おきに目が覚める
2 早く目が覚める
3 仮によく寝れたとしても、起きたときに睡眠不足だと感じる
4 前日の疲れが取れなくて、起きたばかりでも疲労感が強い
上記のような不眠の傾向が起きるのは生霊が憑くという違和感や拒否反応から、無意識に心と体が身構えてしまい緊張状態が続くからだと考えられます。
それを裏付けるように、不眠の症状と併せて以下の症状が出る事があります。
1 くたくたに疲れて、何をするにも粘り強く取り組むことが出来ない
2 体を動かすことが億劫になり、家に引きこもりがちになる
3 何もしたくなくなる。 そのため料理や掃除などの家事が出来なくなる
これだけでも大変な症状ですが、生霊を飛ばさされる理由が『執着』で『自己中心的な欲求を満たすこと』ですから、さらに相手の自己中心的な欲求を満たす方向に修正されます。
たとえば、恋愛絡みなら、恋人が出来ないように、もしくは恋人が出来たとしてもすぐに破局するように仕向けられます。
仕事関係で嫉妬されたなら、仕事でいつもならしないようなミスをしたり、昇進出来ないような流れになります。 特に経営者に至っては、売り上げが理由なく激減する事などがあります。
飛ばす人の個人的な歪んだ感情を満たすシナリオに理不尽な形で仕向けられるのです。 本当に迷惑極まりない話です。
まとめ
生霊に憑かれた場合の霊障というのは、上記に挙げた通りかなりひどいものになります。
ですが、ほとんどの人は霊障を疑いません。
体調が悪くなっただけだと思ったり、寝れなくなったら病院で睡眠導入剤をもらったりと、現実な方法で対処しようとします。
確かにあらゆる症状をすべて霊のせいだと決めてかかるのは危険ですが、正しく症状を理解して、医学とスピリチュアルの両面から症状をチェックしていく事が適切だと考えています。
生霊憑きにはなぜかシーズンがあり、7月や8月の夏の時期に多い傾向があります。
驚くことに、ある年には、7・8月の2ヶ月で200体以上の生霊を対処した事がありました。 単純に1日3体以上の生霊を毎日祓っている事になります。 つまり、それほど生霊憑きの方が多いということです。
現代はそれだけ人に執着して、歪んだ感情を持った方が増えているということでしょう。 また、精神の歪みだけでなく、コミュニケーション能力が落ちてきているのかもしれません。
生霊に憑かれた場合は専門家に任せるのが一番です。 蒼色庭園では宮崎のお客様だけでなく、県外のお客様も遠隔鑑定にて承っていますので気軽にお問い合わせ下さい。
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